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2024年4月から続々と電気代値上げについて
2024年4月、日本の多くの地域で電気代が値上げされることが発表されました。
この変更は、家計にとっても、ビジネスにとっても大きな影響を与える可能性があります。
この記事では、電気代がなぜ上がるのか、どのような影響があるのか、
そして私たちができる対策について詳しく解説します。
電気代が上がる理由
2022年のウクライナ侵攻をきっかけに、
世界的なエネルギー価格の高騰が始まりました。
日本でも、この影響で電気代が上昇し、
家計に負担がかかっています。
しかし、政府の緩和策により、
2023年1月以降は電気代が一時的に下がりました。
ところが、2024年4月1日から、
大手電力会社7社が電気料金の値上げに踏み切り、
新電力会社を含めた電気代全体が上昇することになりました。
電気代の具体的な値上げ内容
値上げの内容・タイミング・実際にいくら増額するか
考えてみました。
2人暮らしの場合1ヵ月あたりの平均電気使用量 350Kwh
をベースに具体的な金額の変化を見ていきましょう!
①再エネ賦課金の増加 5月から
2024年度の再エネ賦課金は「1kWhあたり3.49円」と、
2023年度の1.40円/kWhに比べて大幅に値上げされました。
『 2.09円/kwhの増額 』
月の電気使用量 350Kw x 負担額2.09円= 731円増加になる
これにより、標準家庭では毎月約731円の追加負担が発生します。
②託送料金の改定 4月から
大手電力会社は託送料金の改定に伴い、
料金を改定しました。
これにより、北海道、中部、北陸、関西、中国、九州、沖縄の
7社の家庭向けで1カ月当たり5〜65円の値上げが見込まれています
③政府による電気代・ガス代の補助政策が終了 6月から
これまでの補助額の推移を整理します。
2023年1月〜8月使用分の補助金額 7円/1kWh
⇓
2023年9月〜2024年4月使用分の補助金額 3.5円/1kWh
↑ 現時点で負担が半分に(もう上がってたんだ)・・・・
⇓
2024年5月使用分の補助金額 1.8円/1kWh
昨年からの差額が、1.7円の増額になるということです。
月の電気使用量 350Kw x 負担額1.7円= 595円増加になる
つまり6月以降増額を整理すると、
・再エネ賦課金による増額 約731円
・託送料金の増額(関電) 約65円
・補助金終了による増額 約595円
合計月額約1391円の負担が増える事になります。
年間16692円の負担になります。
みなさまの月の電気使用量は、どのくらいでしょうか?
以下の公式に当てはめてみてください。
月の電気使用量 〇〇〇Kw x 増額3.79円 + 65円 = 〇〇〇〇円の増加になる
対策として考えられること
電気代の上昇に対して、
私たちにできることは何でしょうか。
以下にいくつかの対策を挙げます。
①プランの見直し
電力会社のプランを見直し、
より経済的なものに変更することも一つの手です。
また、大手電力会社の料金改定に合わせて、
新電力への切り替えを検討するのも良いでしょう。
料金比較サイトを利用して、
自分のライフスタイルに合った最適なプランを選びましょう。
②節電
電気の使用を見直し、
無駄な電力消費を減らすことが基本です。
LED照明への切り替えや、
家電製品の省エネモードの活用などが有効です。
また、弊社イーライフでリフォームのご提案
ができるとすると、
①窓のリフォーム
・ガラスの交換
・内窓の設置
・カバー工法にて窓ごと交換
外部からの熱や紫外線の流入を抑える窓ガラスを導入することで、
夏の冷房費を削減できます。
Low-E複層ガラスなどの高断熱ガラスは、
日射を遮る効果があります。
②省エネ給湯器
・エコジョーズタイプの給湯器に交換
・保温効率の高いエコキュートの導入
給湯器や冷暖房機器などを省エネ仕様に交換することで、
必要なエネルギー消費を減らすことができます。
特にエコキュートなどの省エネ給湯機は、
夜間の安い電力を利用してお湯を作るため、節約にもつながります。
③太陽光発電システムの設置
屋根にソーラーパネルを設置し、自家発電を行うことで、
電力の購入量を減らすことができます。
余った電力は電力会社に売電することも可能です
④蓄電池の設置
太陽光発電で得た電力を蓄えておき、
必要な時に使用することで、
より効率的なエネルギー利用が可能になります
これらのリフォームには補助金制度や税制優遇がある場合もありますので、
是非弊社イーライフにご相談ください!